家内一人で里帰り、亭主は泣いて待つばかり

17日(火)~20日(金)までの間、ウメが僕を置き去りにして、3泊4日で東京に一人で里帰りをして来る。

前回の二人での里帰りから戻った時、7月の半ばには骨折した義母が退院しているだろうから、「その頃に私だけでも行って、食事を作ったリ、帰った後も暫らくは食事に不便がない様に、おかずを作り置きしておくよ。なおきも一緒に行く?」と訊いた。

僕は里帰りを終えて広島に戻った途端、先祖返りと赤ちゃん返りが同時に始まり、外出しにくくなってしまった。
それに、立て続けに3本も白黒フィルムの現像とプリントに出したので、身動き出来なくなったのも少しはある。
少しではあるが、これがとても大きいのだ。

だから今回は僕は行かない。

義母はもう少しリハビリの必要が出て退院が延びてしまったが、今は片道30分は掛かる東大病院から、歩いて10分程度の近所の病院に転院しているので、ウメも前回よりは楽だろう。

「いいな~、ウメは。柴又に行けるし」
「行かないよ」
「いいな~、ウメは。神田の古書店街に行けるし」
「行かないよ」
「いいな~、ウメは。家の近くでスカイツリーが見られるし」
「あぁ、見えない、見えない」

本当はスカイツリーが見えるのに、僕の相手をするのが面倒臭くなったらしい。

反対にウメが僕に問う。

「私がいなくて寂しいでしょう?」
「ああ、寂しい。寂し過ぎておかしゅうなりそうじゃ(標準語化:おかしくなりそうだ)」
「本当にそう思ってるの?」
「ホンマよう(標準語化:本当だよ)」
「ふ~ん」
疑り深そうなウメの反応。

と言うのにも理由がある。

常々僕と接していて、第三者としても僕を観察出切るウメは、僕は独りが大好きだと思い込んでいる。

そして、更にウメが僕に問う。

「本当は独りになれて嬉しいでしょう?」
「いーえ!」、と僕は力を込めた棒読みで答えるので精一杯だった。
「本当に?」
「はい」、と僕は力を込めた棒読みで答えるので精一杯だった。

バレているようだ。

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この記事へのコメント

yunppi
2012年07月17日 13:58
一人が好きって他人には言えても、さすがにパートナーには言えないですよねー(笑)
私も実は一人が好きだったりします。
だからと言って、それが結婚できない原因ではないのですが・・・。
 
ウメさんが留守の間、あまりの退屈さにあくび連発。思わず涙が出てしまいましたというなおきさんを想像してしまいました。
なおき
2012年07月22日 11:02
>yunppiさん

「独りが好き」とは、ウメには口が裂けたら言えません。
(・・・、当り前か)

yunppiさんも独りがお好きなんですね。
これは僕の持論めいたものなのですが、独りである不安よりも、二人でいる事から来る不安の方が、僕は怖いです。

あくびも涙も、何故か出ませんでしたよ(笑
孤独を栄養にするのが長過ぎたからでしょうか。

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